2015/7/28 ひえ取り、溝切り
この時期ひえ取りを怠ると、ひえは稲より大きく成長し栄養分を取られてしまいます。
お米の師匠庄平先生は、7月の中旬までに丁寧にひえを取れば
収穫で米一袋(30kg)違うと仰います。
ですが、
今回、稲と同じくらいに成長したひえ。
もちろん除草剤なんて使いませんから、
この暑さで稲とともにしっかり雑草もはえます。
今年は響き床引っ越しと重なり、なかなか田麦山に行けませんでした!
さあ、ひえ取りだ!
こうなってしまうともう人間の手だけではかないません。
アイガモンの登場です。鴨カモン!
と言っても合鴨農法ではありません。
先端に鴨のような口のカバーをセッティングすると
ラインが曲がらず、まっすぐ、ザクザクと除草できる優れものなのです!
すごい画期的!!
と言っても、他の田んぼも使っているところは少ないようです。
紙マルチや、除草剤のおかげで…


そしてさらに画期的な小道具で効率アップ。
柄の長く、刃先が極小の鎌。
新潟ではユリ農家さんが使う専門の鎌です。
これで稲一本一本の周りをサクサク!


そして溝切り機で水路を作ります。
外周と、5列に一本、溝を切ります。
田植えの際に、5列ごとに幅広の間隔を作って植えました。
理由は、すべての稲に、日が当たり、風通しを良くし、適度に水が行くようにするためです。
間隔を狭めず、一本一本に余裕を持たせることで
栄養がいきわたり、ストレスをなくし
しっかりした茎、根を張ることができます。
稲穂がつく時期には、ふっさふっさ。
ミステリーサークルになることはありません。



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